もちづき歯科医院ブログ

2018.05.22更新

いつまでも健康な歯を保っていくためには、正しい方法で歯磨きをしていくことが大切です。

そこで今回は、正しい歯磨きのコツをいくつか紹介していきます。

【歯ブラシのあて方・動かし方】
歯ブラシで歯を磨くときは、軽い力で磨くように心がけましょう。歯磨きのときに歯ブラシの毛先が広がっている場合は、力を入れすぎてしまっています。

そして歯ブラシを小刻みに動かしながら、歯を1~2本ずつ丁寧に磨いていきます。

その際には、歯と歯の間だけでなく歯と歯ぐきの間も磨くようにしましょう。

【奥歯の磨き方】
奥歯は歯ブラシが届きにくく磨き残しが起こりやすいです。

ですが歯ブラシを斜め横から入れて磨いていくことで、いちばん奥の歯にも歯ブラシの毛先が届くようになります。

【歯と歯ぐきの間の磨き方】
歯と歯ぐきの間を磨くときには、45℃くらいの角度で歯ブラシの毛先を当てるようにすると磨き残しが起こりにくくなります。

また歯ブラシは5mmほどの幅で細かく動かしていくことで、より汚れをかき出しやすくなります。

【でこぼことした前歯の磨き方】
でこぼことした前歯を磨くときには、歯ブラシを歯に対して縦方向に当てていきます。

そうしてから毛先を上下に動かすことで、でこぼこの部分でも磨き残しを防ぐことができます。

【その他】
・夜寝る前の歯磨きはとくに念入りに行いましょう。
・歯並びに問題のある場合は丁寧に歯磨きをしたとしても磨き残しが起こりやすいので、歯ブラシに加え、デンタルフロスの使用をおすすめします。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

学校には、定期検診を実施する決まりがあります。その定期検診のひとつが「学校歯科検診」です。

学校歯科検診は、学校歯科医によって行なわれます。

学校歯科医は、検診だけでなくブラッシング指導などを行なう保健教育や健康相談、地域学校保健委員会での提言といった幅広い仕事を行います。

さて、学校歯科検診では平成6年まで虫歯の有無などを明確に判断する検診が行なわれていましたが、平成7年からは子どもの虫歯が減ったため「スクリーニング検査」へとその目的が変わりました。

スクリーニングには「ふるい分ける」という意味もありますが、その意味が示すとおりスクリーニング検査は「ふるい分け」を目的としています。

スクリーニング検査では、お口の中に問題がある人たちとそうでない人たちとを学校歯科検診の判断基準に従い、可能な限りふるい分けていきます。

この検診を通して問題がないと判断された場合は「健康である」という評価がくだされますが、これはあくまでもスクリーニング検査において健康だと判断されただけのことであるため、歯科医院で精密な検診を受けたときには虫歯や歯肉炎といった問題が見つかる可能性もあります。

さらに学校歯科検診を行なう学校歯科医は、1校に1人しか配属されません。

ですからどうしても一人ひとりにかけられる時間は短くなってしまいます。

また、学校での歯科検診は歯科医院での検診に比べると環境が整っているとはいえません。歯科医院のような照明の明るさがなくお口の中が見えづらかったり、レントゲンを使うことができなかったりといったことがあります。

ですが学校歯科検診では、問題あり・問題なしで悩む状態のときには「問題あり」とすることが多いといわれています。

そうしたほうが子どもたちに歯科医院へ受診する機会を持ってもらいやすいからです。したがって、学校歯科検診では「問題あり」でも、歯科医院の検診では「問題なし」という結果になることもあります。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

子どもの歯の健康を維持していくためには、歯にとってはどのような食事の仕方が良いのかを知ることも大切です。

甘い食べ物や飲み物に限らず、歯にとって良くない飲食物はたくさんあります。

ですからそれらをまったく食べずにいることは、ほとんどの方にとってはできないことです。

歯の健康のために大切なのは、それらの食べ方です。

甘い物や柑橘類、キャラメル、コーヒー、炭酸飲料といった歯に良くない飲食物を摂りすぎないようにすることはもちろん、「だらだらと食べないようにする」ということもとても大切です。

メリハリがなく、だらだらと少しずつ何かを食べるような食生活だと、お口の中に食べかすが常にあるという状態になってしまいます。

そうしますと酸がどんどんと作られ、歯を溶かしてしまうことになります。

また、「間食として食べるものを工夫する」ということも歯の健康維持には効果的です。

間食というとつい甘い物や砂糖がたっぷり入った飲み物を選びがちですが、歯の健康を考えるのであれば、それを野菜たっぷりのサンドイッチやふかしたお芋などに変え、飲み物として牛乳やココアなどを添えてあげるのが理想的です。

こうした飲食物の選び方だけではなく、歯の健康を維持するための食事の仕方としては「よく噛んで食べること」も重要です。

よく噛んで食べることで唾液が出る量が増えますが、唾液にはお口の中をキレイにするはたらきがあります。

このため自然と噛む回数が増える硬い食べ物は歯にとって良いのですが、硬すぎる食べ物はかえって歯のかみ合わせを悪くさせる可能性がありますから注意してくださいね。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

「Tooth Brushing Instruction」の略称であるTBI。これには「ブラッシング(歯磨き)指導」という意味があります。


歯の健康にとって、毎日正しい方法で歯磨きをするということは基本中の基本です。

歯磨きを徹底すれば虫歯などの歯の病気に絶対にならないというわけではないですが、歯磨きを柱としながら歯科医院での定期検診といったメンテナンスを加えていくことが歯の健康維持には効果的です。

だからこそ、とくに子どもに対しては正しい歯磨きの方法をブラッシング指導によって身につけてもらうことが重要です。


子どもにはしっかりと歯磨きの仕方を教えているつもりでも、いつの間にか子どもが自分流の方法で歯を磨いてしまっていることがあります。

そうなるとどうしても磨き残しができやすくなり、虫歯のリスクが増えてしまいます。

ただ磨き残しといっても、プラーク(歯垢)は肉眼では確認しにくい部分があります。


しかしTBIでなら、赤い染色液によってプラークを染め出すことができますので実際に自分自身で磨き残しを確認できます。

「ちゃんと磨いているつもりでもこんなに磨き残しがある」ということを子どもにも知ってもらってから、歯の模型などを使って歯科衛生士がTBIを行っていきます。

そして最終的には、歯科衛生士の指導のもと子ども自ら歯磨きを行っていきます。

このような指導を受けていただくことによって、歯磨きの重要性というものがお子さんにもご実感いただけるのではないでしょうか。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

ドックスベストセメントとは、アメリカ発の歯科治療法です。

一般的な虫歯治療では虫歯の削り取って治療していきますが、ドックスベストセメントの場合は銅や鉄イオン、リン酸などを主成分とする薬剤の殺菌力によって虫歯を治療していきます。

ドックスベストセメントでも歯をまったく削らないというわけではありませんが、歯を削る量が少ないため痛みをほぼ感じません。

一般的な虫歯治療ですと、虫歯を削り取る際に健康な歯までも削ってしまうという可能性があります。

しかしドックスベストセメントであれば、そのようなことは起こりません。

またドックスベストセメントには、歯の象牙質の再石灰化を促進させるという可能性もあります。

このように従来型の虫歯治療とは異なるアプローチで虫歯を治療していくドックスベストセメントですが、日本ではまだ保険が適用されません。

ドックスベストセメントの薬剤を塗布するのにかかる費用の相場は、約3,000~5,000円がひとつの目安です。

薬剤の塗布が終わった後は、詰め物もしくは被せ物をする治療へと移ります。

ドックスベストセメントの場合はこちらも保険は適用されません。

詰め物の素材によって費用の相場は変わりますが、比較的安価なものであれば約3,000~10,000円が目安になります。

一方、被せ物の場合は詰め物より費用は高めになり相場は約10,000~40,000円となります。

いずれの場合も自由診療のため歯科医院ごとで費用が異なりますので、ドックスベストセメントを希望される際には事前に費用について歯科医師によくご相談なさってください。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

小児歯科の診療も行なう歯科医院では、「キッズクラブ」というプログラムを運営している場合があります。

もちづき歯科医院でも「カミングキッズクラブ」というキッズクラブを運営中です。

このキッズクラブは、「お子さんも親御さんも楽しく歯科医院へと通ってもらいたい」「子どもの頃から歯科医院で定期的に検診を受けることを習慣にしてほしい」という思いから設立しました。

ただクラブとはいえ、入会や退会の決まりは設けておりませんし、会員費も一切ありません。

では以下で、当院のキッズクラブの活動内容を紹介します。

■定期検診、メンテナンス
もちづき歯科医院では、3歳までの子どもは1ヶ月ごと、3歳以上の子どもは3ヶ月ごとに虫歯などの予防のために定期検診やメンテナンスを受けていただくことをおすすめしています。

■れんらくノート
当院では、お子さんの歯の状態や来院したときに行った処置などを記入した「れんらくノート」を作成して、お子さんにお渡ししています。

このノートをご覧いただくことで、親御さんが自分の子どもの歯の状態を具体的に知ることができます。

またれんらくノートにはメッセージ記入欄も用意しています。お子さんの歯に関することで気になることがあれば、何でもご記入ください。

■イベント
当院のキッズグラブでは、さまざまなイベントも行っています。

母の日や夏祭り、ハロウィンといった季節ごとのイベントに合わせて、院内の様子も少しだけ変化します。

クリスマスに関しては、別会場を借りてイベントを行います。約100名のお子さん、親御さんがご参加される比較的大きなイベントです。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

乳歯や生えたばかりの永久歯には、虫歯が発生しやすいという特徴があります。

そして子どもの場合はとくに甘い物が好きですから、一度虫歯になるとすさまじい速度で虫歯の症状が進んでしまうおそれがあります。

だからこそ、子どもの歯の健康を守るためには定期検診を受けていただくことが重要なのです。

歯の健康への意識が高く、子どもに正しい歯磨きの方法を教えたり甘い物を食べすぎないように気をつけていたりしたとしても、虫歯になるリスクをゼロにはできません。

ですから定期的な検診を受けることなく過ごしていると、激しい痛みから歯科医院に駆け込むということにもなりかねません。

そうなると、たくさん歯を削ったり歯を抜かなければならなくなったりします。

そういった治療は大人でも嫌ですが、子どもはもっと嫌がります。

歯の定期検診で定期的に歯科医師がお口の中の状態をチェックすることで、虫歯などの問題を初期状態で見つけることができます。

また定期検診ではブラッシング指導やフッ素塗布なども行なわれますから、ますます虫歯予防に役立ちます。

定期的に歯科医院に行くというのは子どもにとっては嫌なことかもしれません。

ですがもちづき歯科医院では「子どもにとって通いやすい歯医者さん」を目指し努力を続けています。

当院にはキッズスペースだけでなく子ども専用の治療スペースも設置していますので、歯医者嫌いのお子さんをお持ちの親御さんにもご安心いただけるのではないかと考えております。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

飲食をすると、酸のはたらきで歯のミネラル成分が溶け出してしまいます。溶け出した成分は、通常であれば唾液の力で元に戻ります。これが、「歯の再石灰化」です。

フッ素には、この歯の再石灰化を促進するという特徴があります。さらに歯の修復までも促進するはたらきがあるので、できたばかりの初期段階の虫歯であればフッ素塗布によって治すことが可能です。

またフッ素は歯のエナメル質の成分とまじわり、虫歯になりにくい丈夫な歯をつくってくれる性質も持っています。

しかし、フッ素に対しては「危険」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

現に元素であるフッ素は猛毒なのですが、歯に塗布するフッ素は正しくは「フッ化物」であり、フッ素のような毒性はありません。

歯科治療としてフッ化物を使用する程度なら、正しい使い方であれば人体への悪影響はありません。


そんなフッ素塗布のもっとも効果的なタイミングは「歯が生えたばかりの頃」です。

これは、乳歯でも永久歯でも変わりません。

私たち、もちづき歯科医院でも子どもの予防歯科としてフッ素塗布を推奨しています。

健康な歯の成長のためには、乳歯が生え始めた段階から定期的に歯科医院へ通っていただきフッ素塗布などの適切な治療を行うことが大切です。

フッ素塗布を行なう頻度は「2ヶ月に1度くらい」が理想だといわれています。これくらいの頻度で歯科医院へ通えば、たとえ虫歯が見つかったとしても早い段階で治療し悪化を防ぐことができます。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

キーンと嫌な音のする歯医者は、大人でも嫌ですよね。

子どもであれば、当然のように「歯医者に行きたくない!」という気持ちになってしまいます。


歯科治療の重要性がまだわからない小さなお子さんですと、親御さんとしても説得しようにも説得できませんから、歯科医院につれていくのも一苦労かもしれません。

ですが子どもが成長するにつれその重要性がわかるようになれば、今までだったらありえないほどすんなりと歯科医院に足を運んでくれるようになるでしょう。

虫歯治療を通じて、そのような子どもの成長を感じることができるという部分は大いにあるのではないでしょうか。


また虫歯治療を受けることで、子どもの「耐える心」も育まれるかもしれません。

長い人生の中では、嫌なことはたくさんあります。

そのすべてに耐えることが良いことではありませんが、耐える心がないとうまいこと世の中を渡っていけません。

ですが我慢ばかりが虫歯治療ではありません。

虫歯治療にも麻酔を使うこともできますから、痛みを感じずに治療を受けることができます。

全身麻酔であれば無意識下での虫歯治療となるため、あの嫌な音も耳にしません。

このような配慮も可能ですが、麻酔を使う使わないに関わらず、虫歯治療を受けるお子さんに対して親御さんは是非エールを送ってあげてください。


もちづき歯科医院には、治療中のお子さんを見守ることができる椅子とテーブルもあります。

そうしたお子さんとの距離感が、親御さんの心にも安心感を生むかもしれません。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

母乳で育児をされているお母さんやこれからその予定がある方の中には、「母乳が虫歯の原因になる」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

「母乳を比較的長いあいだ飲んだ子どものほうが、そうでない子どもよりも虫歯が多かった」というような具体的な話に触れると、その信ぴょう性も高まってしまうものです。

しかしそのデータを詳しく見ていくと、「虫歯がある」と答えた家庭では甘いものを多く与えていたり歯ブラシが上手にできていなかったりといった、虫歯のリスクを高める要因が重なっていることがわかってきたのです。

また近年では、「母乳に含まれる糖が虫歯の直接の原因になっているわけではない」という考え方が一般的になってきました。

実際に母乳が虫歯の原因になるかを確かめるために母乳を入れた容器の中に乳歯を入れて観察してみたところ、その乳歯に虫歯は発生しなかったといいます。

さらに近年では、母乳の成分のひとつである「ラクトフェリン」には虫歯菌の増殖を抑えるはたらきがあるのではないかという説まで出てきているほどです。


ただ注意したいのが、いわゆる添い乳で子どもを寝かしつける前にはきちんと歯磨きをしておくということです。

食べかすが残ったまま添い乳をしてしまうと、乳歯が虫歯のリスクにさらされてしまいます。

寝る前に歯磨きをして食べかすが除去されていれば、添い乳の後はそのまま子どもを寝かしつけてしまって問題ありません。

投稿者: もちづき歯科医院

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