もちづき歯科医院ブログ

2018.05.22更新

小児歯科に限らず、歯科治療では麻酔が使用されることがあります。

麻酔を使用することで痛みを感じずに治療を終えることができます。

治療の内容や痛みの感じ方によっては麻酔なしでの治療によって心が傷ついていしまうこともあります。そうした問題を起こさないようにするというメリットも、麻酔にはあります。

小児歯科で使用される麻酔には「局所麻酔」と「全身麻酔」があります。

局所麻酔は治療する箇所だけ痛みを感じないようにするための麻酔です。局所麻酔をかける際には注射が使われるのが一般的です。

一方で全身麻酔は全身を麻酔しますので、麻酔がかかっている間は患者さんは意識がありません。

このため保護者の方としては不安な気持ちになり、「全身麻酔でないとダメなのですか?」と思うことも多いかもしれません。

治療内容などによっては局所麻酔でも十分なこともあるのですが、子どもの場合は局所麻酔のおかげで治療箇所の痛みを感じなかったとしても、歯科治療というだけでジッとしていられないこともあります。

そういった場合、全身麻酔の必要性が出てきます。

全身麻酔であれば麻酔科医がつきそいますが局所麻酔ですとそのようなつきそいがない場合が多いため、かえって全身麻酔のほうが安心と感じる方もいらっしゃるかもしれません。


なお全身麻酔下による歯科治療を行なう前には、麻酔科で子どもの状態を診てもらう必要があります。

そうした準備を経て行なう全身麻酔下の歯科治療では、通常数回に分けて行なう治療を一度に済ませます。

治療のたびに全身麻酔をしていては子どもにとっての体の負担が大きくなりすぎてしまうためです。

投稿者: もちづき歯科医院

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