もちづき歯科医院ブログ

2018.05.22更新

一口に「子ども用歯ブラシ」といってもその種類はさまざまです。そして以下のように、子どもの成長に合わせて選び方のポイントも変わってきます。

■0~2歳の場合
・赤ちゃんが持ちやすいように、ハンドルが太くまっすぐなもの。
・安全のためにハンドルが曲がる構造になっているもの。(歯磨きの際は子どもから目を離さない。)
・歯ブラシの毛が平たくカットされているもの。
・歯ブラシの毛がやわらかめのもの。

■3~5歳の場合
・子どもが持ちやすいように、ハンドルが太くまっすぐなもの。
・安全のためにハンドルが曲がる構造になっているもの。(歯磨きの際は子どもから目を離さない。)
・歯ブラシの毛が平たくカットされているもの。
・しっかりと磨くため、歯ブラシの毛の硬さは「ふつう」を選ぶ。

■6~12歳の場合(歯の生え変わり時期)
・奥歯まで磨ける長さがあり、まっすぐなハンドルのもの。
・ヘッドが2.6mmと薄めのもの。このタイプのほうが奥歯の磨き残しを防ぎやすい。
・歯ブラシの毛が平たくカットされているもの。
・しっかりと磨くため、歯ブラシの毛の硬さは「ふつう」を選ぶ。

乳歯から永久歯への生え変わりという時期にある子どもに対しては、歯磨きの際に「奥歯まで磨けてるかな?」などの声かけをして見守っていくことが大切です。

■手の大きさに合わせて選ぶ
子ども用歯ブラシのパッケージには年齢表示があります。ただそれだけでは選びにくいという場合は、上記のポイントの他に「子どもの手の大きさ」も意識してみてください。

子どもの手に使いやすい長さであるかどうかも、歯磨き習慣を身につけてもらうためには重要です。

また、親が行なう仕上げ磨き用の歯ブラシは親の手の大きさに合わせて選びましょう。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

シーラントとは、奥歯の溝を樹脂で埋め虫歯になりにくくするための予防治療です。また、すでに虫歯になってしまった場合にはその進行を抑制するためにシーラントが行なわれます。

奥歯は歯ブラシが届きにくかったり溝が深かったりといった問題があるため、歯ブラシで汚れをキレイにしきるのが難しくそれが虫歯の原因になってしまいます。

ですからシーラントによってあらかじめ奥歯の溝を樹脂で埋めておくことによって、虫歯のリスクを少なくさせておくということは健康な歯を維持するためには効果的な治療です。

そしてシーラントにはフッ素が配合されており、それによって歯の表面を強くするという効果も狙えます。

ただ、シーラントの効果は残念ながら永続的なものではありません。一定期間が経った後には、再びメンテナンスをする必要があります。


また、気になるシーラントの予防効果ですが、シーラントを行った場合の虫歯予防率は80%以上にもなるといわれています。ですから虫歯予防の治療としては高い効果が期待できる方法といえます。

そうした予防効果の高さもあってか、6~19歳では実に3人に1人の割合でシーラントを行ったことがあるというデータもあります。

こういったデータが示すように、シーラントは小児歯科においては定番といえる治療です。

シーラントを行なう前には、まず歯科医師の診療を受けていただく必要があります。すでに奥歯に虫歯がある場合はその治療が優先されます。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

小児歯科に限らず、歯科治療では麻酔が使用されることがあります。

麻酔を使用することで痛みを感じずに治療を終えることができます。

治療の内容や痛みの感じ方によっては麻酔なしでの治療によって心が傷ついていしまうこともあります。そうした問題を起こさないようにするというメリットも、麻酔にはあります。

小児歯科で使用される麻酔には「局所麻酔」と「全身麻酔」があります。

局所麻酔は治療する箇所だけ痛みを感じないようにするための麻酔です。局所麻酔をかける際には注射が使われるのが一般的です。

一方で全身麻酔は全身を麻酔しますので、麻酔がかかっている間は患者さんは意識がありません。

このため保護者の方としては不安な気持ちになり、「全身麻酔でないとダメなのですか?」と思うことも多いかもしれません。

治療内容などによっては局所麻酔でも十分なこともあるのですが、子どもの場合は局所麻酔のおかげで治療箇所の痛みを感じなかったとしても、歯科治療というだけでジッとしていられないこともあります。

そういった場合、全身麻酔の必要性が出てきます。

全身麻酔であれば麻酔科医がつきそいますが局所麻酔ですとそのようなつきそいがない場合が多いため、かえって全身麻酔のほうが安心と感じる方もいらっしゃるかもしれません。


なお全身麻酔下による歯科治療を行なう前には、麻酔科で子どもの状態を診てもらう必要があります。

そうした準備を経て行なう全身麻酔下の歯科治療では、通常数回に分けて行なう治療を一度に済ませます。

治療のたびに全身麻酔をしていては子どもにとっての体の負担が大きくなりすぎてしまうためです。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

健康な歯を長く保っていくためには、定期検診だけでなく、虫歯になりにくい習慣づくりを行なうことも大切です。

そのためには、まず以下のようなポイントを意識してみてください。

1.よく噛んで食べる
唾液には殺菌作用、歯の再石灰化作用、歯を守る作用などがあります。ですからよく噛んでたべるように心がけることで、歯にとって良いはたらきをする唾液の出る量を増やすことができます。

2.だらだらと食事をしない
食事の時間が長かったり間食の回数が多かったりすると、口の中が酸性の状態へと傾く時間も長くなります。そうすると歯の再石灰化が遅くなってしまい、虫歯になりやすくなります。

3.寝る前の歯磨きをより丁寧に
就寝時は唾液が出る量が少なくなるので、虫歯になりやすくなります。ですから寝る前に行なう歯磨きは普段の歯磨きよりも丁寧に行なうことを心がけましょう。

4.甘い飲み物や酸味の強い飲み物は控える
砂糖入りの炭酸飲料やジュース、スポーツドリンクといった飲み物はとてもおいしいので、ついつい飲みすぎてしまうかもしれません。ですがこうしたpHが低い飲み物ばかりを飲んでいると、それが要因となって歯が溶けてしまうおそれがあります。

また、お酢などの酸味が強い食品も過剰摂取により歯が溶けるおそれがあります。お酢ドリンクなどの酸味が強い飲み物がお好きな場合は注意しましょう。

なお、これら飲み物を飲んだ後の対策としては「口をゆすぐ」という方法があります。甘い飲み物や酸味の強い飲み物は控えめにするということが前提ですが、こうした対策も虫歯予防としては効果的です。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

保育園幼稚園や学校で行なわれる歯科の集団検診。

その検診で例えば乳歯に虫歯が見つかった場合、それが小さな虫歯だと治療すべきかどうか迷うこともあるかもしれません。

ですが虫歯の大きさや乳歯・永久歯に関わらず、虫歯ありと判断された場合には集団検診の後に歯科医院で診てもらってください。

乳歯にできた虫歯であれば、その乳歯が近々生え変わるものであれば治療をしないという方法もあります。

ですが乳歯にできた虫歯であっても、それを放っておくと永久歯に悪影響となるケースもあります。

こうした判断は、歯科の集団検診では行なうことができません。

また歯科の集団検診では一人1分程度の短い時間で検診しなければなりませんし、さらには歯科医院のように明るい照明がなかったり歯科医院ほど設備が整っていなかったりという問題があります。

このため、そういった環境でも見つけやすい虫歯であれば見つけることが可能ですが、歯と歯の間にできた虫歯などの見つけにくい虫歯ですと見逃されることが少なくありません。

ですから集団検診で虫歯が見つからなくても、歯の健康のためには定期的に個別検診を受けていただくことをおすすめします。

歯科医院に定期的に通うのは面倒に思われるかもしれません。

しかし定期的に個別検診を受けることによって虫歯などを早い段階で見つけることができますし、その段階で治療をすることで、自覚症状が出てから治療をするよりも治療費を抑えることができます。

また虫歯や歯周病の予防のためにも定期検診は有効ですので、歯の健康維持のためには是非定期的な検診をお考えください。

投稿者: もちづき歯科医院

2018.05.22更新

小児歯科とは、子どもたちの歯を専門的に治療するための診療科のことです。歯には生え変わりがあるため、それを迎える子どもの口内はめまぐるしく変わります。

そういった時期にある子どもの歯を治療するためには、より専門的な知識を必要とします。ですから歯科とは別に、小児歯科が設けられているのです。

医科に小児科が設置されているのと、同じことですね。


また大人でも嫌がる人が多い歯医者は、子どもにとってはもっと嫌な存在です。そうした子どもの恐怖感をやわらげることも、もちづき歯科は得意としています。


当院では、楽しいキッズスペースを用意したり、保護者の方が後ろで見守ることができる子ども専用の治療スペースを用意したりといった工夫も取り入れています。


なお、小児歯科の対象年齢については明確な決まりがあるわけではありませんが0歳~15歳までの子どもが主な対象です。ただクリニックによって対象年齢に多少のバラつきもあるため、場合によっては18歳や20歳くらいまで小児歯科の対象となります。


小児歯科を初めて受診するのは、1歳半、もしくは3歳の時期が多いです。この頃には集団歯科検診がありますので、多くの場合はそのタイミングで初めての小児歯科を経験することになります。

ただ小児歯科としては、集団歯科検診のタイミングを待つよりも生後6ヶ月ごろに受診をされることを推奨しています。

生後6ヶ月ごろというのは乳歯が生え始める時期ですが、その頃から小児歯科にて子どもの口腔ケアなどについて指導を受けることが、子どもの歯の健康にとっては大切であると考えているからです。

投稿者: もちづき歯科医院

前へ
  • さいたま市見沼区の歯医者 もちづき歯科 オフィシャルサイト
  • もちづき歯科 公式ブログ
Tel.048-687-6480